Mediatrix G7 シリーズは、最新のメディアゲートウェイです。アナログからISDNのPRI（T1)（NTTのINS1500（総合デジタル通信サービス）インターフェイス相当）まで、様々な通信メディアに対応できるデジタルVoIPゲートウェイです。2019年2月にはFXSとFXOのアナログポートのモデルが追加されました。また、従来のT1モデルにもFXSポートを付加したモデルも追加され便利になります。更に4月にはBRIモデルが計画されています。

G7シリーズには、ISDNインターフェイス用にPRI用（T1,NTTのINS1500相当）として、T1x1、T1x2、T1x4の3モデルとそれぞれにFXSx4付き3モデルが有ります。
G7 1T1は1台で同時に最大23通話のIP電話が利用可能、G7 2T1は1台で同時に最大46通話のIP電話が利用可能、G7 4T1は1台で同時に最大92通話のIP電話が利用可能です。

AVAYA、Cisco社のIP-PBXをはじめSIPベースの殆どの機器との相互接続が可能な設計とテストがなされています。
更に、IPルータ、NAT/ ファイアウォールおよびQoSコントロールを組み合わせた多機能の装置でのご提供も可能です。

業務用音声サービスプロバイダ（TISP)でのブロードバンド サービスにもご利用いただけます。
又、残存性を高めるために2PSUモデルやSBC機能を追加することも可能です。（工場出荷時のみ）
充実した機能と多彩な対応ﾒﾃﾞｨｱのモデルで、きっとお客様のニーズにお答えできると思います。

アナログモデルとしてはFXO16ポートとFXO24ポート、それぞれのT1モデルにFXS4ﾎﾟｰﾄを追加したモデルなどが発売されました。
BRIモデルは、16ポートと24ポートの2種類が基本にアナログを付加したモデルの発売される予定です。

4つの特徴

【１】どんな通信メディアでもSIPに接続可能！
アナログやデジタル（PRI,BRI)をIPネットワークに接続することが出来ます。包括的なVoIPソリューションのために、さまざまな機能を提供します。
【２】PSTNアクセスと従来のPBXシステムゲートウェイ
FXSやFXO、構成可能なNT/TE PRIポート、ユーザー定義のコールプロパティ（発信者番号を含む）によって、Mediatrix G7シリーズは従来のPBXとPSTNネットワークにスムーズに集約することができます。
【３】信頼性の高いFAXとモデムとのIP通信
T.38とFAXでは、Mediatrix G7シリーズは、IPネットワークにおいて通過する音声や通信データをモデム性能で確実に保護します。
【４】高度な大量管理
MediatrixはCPEの集中管理を実現し、ネットワークの監視、サービスの保証、そして運用コストの削減を実現します。

主な用途

一般業務
・PSTNの古い機器の交換（TMD機器との交換により高効率化を推進）
・クラウド電話サービスのSIP終端の提供（アナログ電話機の利用）
・クラウド電話サービス時の顧客電話番号の収容（顧客からの発番が従来と変わらない）
・SIPトランクの為のISDNからSIPへの転換
・アナログからSIPへ移行し、ホステッド・ユニファイド・コミュニケーションとIPセントリックスを実現

システムインテグレータ
・レガシーシステムに統合型通信システムを接続する。
・IP/TDMトランクとレガシー電話機器にSkype for Businessを接続
・SIPマイグレーション中の電話機器を接続し続ける。（SIPに移行中のレガシーシステムの稼働）
・本社の電話システムに出先機関を内線接続する。（内線通話の無料化）

Mediatrix G7 Series Models

Mediatrix G7 - 1 T1
Mediatrix G7 - 2 T1
Mediatrix G7 - 4 T1
Mediatrix G7 - 1 T1, 4FXS（2019年2月発売）
Mediatrix G7 - 1 T1, 8FXS（2019年2月発売）
Mediatrix G7 - 1 T1, 4FXO, 8FXS（2019年2月発売）
Mediatrix G7 - 2 T1, 4FXS（2019年2月発売）
Mediatrix G7 - 4 T1, 4FXS（2019年2月発売）
Mediatrix G7 - 16 FXO（2019年2月発売）
Mediatrix G7 - 24 FXO（2019年2月発売）
Mediatrix G7 - 8FXS, 8FXO（2019年2月発売）
BRIモデルは2019年4月発売予定です。
＊）詳しくはカタログ、インストレーションガイドをご覧ください。

>> カタログ（PDF）

>> インストレーションガイド（PDF）